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<コラム:033> グーグルよ、おごるな

【2010年7月23日】 在上海

6月末の事業者登録の更新に際して、グーグルが中国当局に妥協して検閲を認めた、と報道されました。上海について早速ホテルでネットのチェックをしました。今朝もしました。

グーグルの事業コンセプトに共鳴して、グーグルのヘビーユーザーになり、携帯までグーグル携帯にしている瞬子としてはgoogleサイトがどうなっているか、真っ先に気になりました。

検索サイトのgoogleにアクセスすると香港のサイトに転送され、いままでと変わりません。Youtubeやpicasaなどは利用できません。詳細はまだ分かりませんが、グーグル社が撤退声明を出したころとそれほど変わらない感じです。

それにもまして舜子として大問題なのは、この「一日一笑:おもしろ情報館」が北京でも上海でも見えないことです。上海では2週間前まで見えていたのですが……

困った挙句の奥の手、フリーのプロキシーサービスを使ってみました。「百度」で「free web proxy」と打ち込むとたくさんのサイトがリストされます。それを順番に試してみたら、幾つものプロキシーサイトからアクセスできました。Youtubeはだめでしたが、picasaはOKでした。まだ試していませんが、Youtubeにアクセスできるproxyサーバーも利用法もあるそうです。

で、言いたいことはなにかと言うと、「グーグルよ、おごるな」と言うことです。中国での検閲やネット管理はとても困ったことで、中国の人にも外国のわれわれにも困ったものです。しかし、中国の諺にあるように「上に政策あれば下に対策あり」です。下のものがその対策で困るようになれば上の政策を変えるでしょう。政策だけでなく政権、どころか天までひっくり返すのが中国4000年の歴史で、つい60年前にいまの政権の親や祖父母の世代がひっくり返したのです。(付け加えると、中国の件だけでなくグーグルが少し傲慢になってきたように舜子も感じていました。アップルはiPhone、iPadの成功で完全に傲慢姿勢に戻りましたが・・・)

このサイトでも政権批判につながるような笑話をたくさん訳していますが、それは中国庶民の日々の息遣いを知るためで、それ以上の意図はありません。グーグルは中国でビジネスをしようと思っているのですから、今回のように当局と折り合いをつけながら商売していいと思います。中国当局はまだ世界が外部から制裁をしなければならないほど非理性的な政権ではないと舜子は思います。それよりも、グーグルは不自由でも知恵を使ってもっともっと中国に浸透して中国庶民の間にネットの価値とその楽しさを広げる活動をして欲しいと思います。

中国当局の政策に忠実と言われている「百度」を使って、当局が遮断している情報にアクセスする方法をいくらでも入手することができるのが現実です。

でもやっぱり、「一日一笑」が中国で見えないのは悲しい。中国当局さん、元ネタは全部中国サイトにある中国語なんだから、「一日一笑」をブロックしても何の意味もありません。ブロック、やめてよ~

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お読み下さりありがとうございました。
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